ITパスポートの復習方法|間違えた問題を次の正解につなげる
復習で確かめたいのは、正解の記号を覚えたかではなく、なぜその選択肢になるのかです。間違えた理由を一つ見つけ、直し方を決めてから解き直しましょう。
更新日:2026-10-07
復習は、この3つから
- つまずいた箇所を見つける。 解説を読む前に、自分が何を根拠に選んだかを振り返ります。知らない言葉、見落とした条件、計算の途中など、場所を絞ります。
- 違いを一言で説明する。 正解の理由と、自分が選んだ選択肢が合わない理由を比べます。解説を読んでも説明できなければ、用語集で意味に戻ります。
- 答えを隠して考え直す。 直後の確認だけで終えず、別の日や別の問題でも使えるかを確認します。
「分かった気がする」かどうかではなく、説明できたことと、まだ説明できなかったことを分けて次の学習につなげます。
理由に合わせて、次にすることを変える
| つまずいたところ | 次にすること |
|---|---|
| 用語の意味が分からなかった | 定義と使う場面を確認し、自分の言葉で短く説明する |
| 似た用語を取り違えた | 「何の目的か」「何を対象とするか」「物か活動か」を比べる |
| 問題文の条件を読み落とした | 否定、最大・最小、対象期間、例外など、結論が変わる語を確認する |
| 計算で間違えた | 式を立てる前に求める量と単位を書き、分母・期間・端数処理を確かめる |
| 時間がたつと出てこない | 知識カードや復習問題で、解説を見る前に思い出す |
| 正解したが理由が分からない | 迷った選択肢を比較し、別の問い方でも判断できるか確かめる |
原因を一度に全部直そうとしなくても構いません。「今日は期間の読み落としを直す」など、次に意識する点を具体的にします。
例:SLAと、サービスレベルを管理する活動を分ける
令和8年度問53は、SLAの計画、交渉、合意、測定などを行う活動を聞いています。ここでは「SLAという言葉が出たから、合意書を指す選択肢」と短絡しないことがポイントです。
- SLA:提供者と利用者が合意するサービスの水準など。
- サービスレベル管理:合意した水準を扱い、測定や見直しまで行う活動。
復習では問題を閉じて、「この設問は、合意した内容と管理活動のどちらを聞いていたか」を説明してみます。次に関連する別の問題を解き、同じ区別を使えるか確かめます。
計算や表の問題でも考え方は同じです。令和8年度問3なら、表の数字だけを追う前に、どの市況とどの戦略に注目する条件なのかを確認します。実際の題面と解説で、着目する条件を確かめてください。
「間違えた問題」は、問題の解き方を確かめる場所
学習アプリで解いた後は、間違えた問題で見直したい問題を確認できます。まず画面で案内される復習から取り組み、解答後に問題文・選択肢・解説をつなげて読み直します。
答えを覚えていた場合は、正解した事実だけで終えず、条件が変わると結論も変わるかを考えてみます。計算式、定義、比較の基準のどれを使ったか説明できれば、次に確認すべきことが明確になります。
公開の過去問ページで選択肢を押した結果は、この一覧に保存されません。記録を残す練習は学習アプリで行います。
知識カードは、解説を見る前の記憶で評価する
知識カードでは、表側を見て意味や要点を思い出し、それから解答・解説を確認します。評価するのは、読んだ後に理解できたかではなく、読む前に思い出せたかです。
| アプリの評価 | 選ぶときの状態 |
|---|---|
| 思い出せなかった | 出てこなかった、間違えた、必要な要点が抜けていた |
| 思い出すのに苦労した | 時間や努力はかかったが、要点を正しく思い出せた |
| 思い出せた | 無理なく要点を正しく思い出せた |
「思い出すのに苦労した」は、答えを見て初めて分かったときの評価ではありません。忘れていた場合は「思い出せなかった」を選びます。
アプリは学習履歴と評価に応じて次の復習を案内します。間隔を自分で一律に「毎日」「必ず3日後」と決める必要はありません。表示された予定を目安に続け、再び忘れたときも、その時点の状態をそのまま評価してください。
復習がたまった日の進め方
最初に短い復習時間を確保し、その日に取り組める範囲を決めます。復習だけで時間がいっぱいになる日は、新しい問題を減らしてよいでしょう。予定に遅れたことを埋め合わせるために、思い出せないカードへ高い評価を付ける必要はありません。
解説を読んでも難しい項目は、そのまま回数だけ増やさず、定義や具体例へ戻ります。似た用語が原因なら比較し、計算なら式を立てる前の条件を確認します。問題を解く練習と、知識を思い出すカードを使い分けてください。
次の問題へ進む目安は、正解の理由が説明でき、迷った選択肢との違いも示せることです。時間を空けても同じように判断できるかは、その後の復習で確かめます。新しい分野へ進む順番は勉強法の5ステップ、次に試す問題は過去問一覧から探せます。
よくある質問
Q同じ問題で正解が続いたら、復習を終えてよいですか?
答えの位置や文章を覚えているだけのこともあります。選んだ理由や、ほかの選択肢が合わない理由を説明し、別の問題でも区別できるかを確認してみましょう。
Q解説を見たら分かった場合、カードは「思い出せた」でよいですか?
評価は解説を見る前の記憶に合わせます。見る前に思い出せなかった場合は「思い出せなかった」です。理解できたことと、自力で思い出せたことを分けます。
Q毎日、全部のカードを繰り返す必要がありますか?
すべてを一律に繰り返す必要はありません。アプリの復習予定を確認し、無理のない範囲で進めます。新しい内容を増やす量も、復習に使える時間に合わせて調整します。
Q公開ページで間違えた問題がアプリの一覧にありません。
公開ページのクリックは学習履歴を作成しません。間違えた問題を記録しながら進めるには、学習アプリ内で練習してください。
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この記事の内容を、実際の問題で確かめましょう。
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