ITパスポートの勉強法|はじめての人の5ステップ
まず少数の問題を解いて、知らない言葉と迷う理由を見つけましょう。用語を調べる、問題で使う、時間を空けて思い出す、という流れを日々の学習に組み込みます。
更新日:2026-10-07
最初に決めるのは、受験時期と続けられる量
現行試験は120分・100問です。総合評価だけでなく、3分野それぞれにも合格基準があります。詳しい条件は試験ガイドで確認できます。得意な分野だけを繰り返すより、まず全分野に触れて、時間をかけたいところを見つけます。
学習時間は知識や経験によって変わります。「何日で必ず合格」とは決めず、平日・休日に確保できる時間から計画を作りましょう。たとえば平日は短い練習と復習、休日は図表や計算問題、まとまった演習に使う、という分け方ができます。
試験形式と合格基準の出典:IPA:試験内容・出題範囲。以下の手順と日程はkakoloopの学習案であり、合格を保証するものではありません。
合格までの5ステップ
- STEP1
- STEP2
分野別に解き、選んだ理由を確認する
最初は1つの分野で5〜10問ほどを区切りにしてみます。これは量を決めるための例で、難しければ少なくして構いません。解答前に「この言葉が決め手」と考え、答えた後に解説で確かめます。
- 正解して理由も説明できる。 次の問題へ進みます。
- 正解したが、勘や消去法だけだった。 迷った2つの選択肢の違いを調べます。
- 不正解だった。 知識不足、読み違い、計算の手順のどこでつまずいたかを分けます。
公開ページでは、選択肢を押すと正誤と解説を確認できます。ただし、ここでのクリックは学習履歴として保存されません。履歴を残して練習を続けたいときは、ページの案内から学習アプリへ進みます。
- STEP3
間違いを直してから、答えを隠して解き直す
答えの記号だけを覚えると、別の聞き方になったときに迷いやすくなります。誤りの原因を一つ決めて、その部分を直してからもう一度考えます。
たとえば令和8年度問53では、SLAという合意そのものと、その計画・交渉・測定などを行う活動を区別します。「知っている略語を選んだ」のであれば、次は設問が物を聞いているのか、活動を聞いているのかに注目します。
アプリ内で解いた問題は間違えた問題から見直せます。知識カードでは、解説を表示する前に意味を思い出し、そのときの状態に合う評価を選びます。時間を空けた後や別の問題でも説明できるかを確認しましょう。原因の分け方とカードの評価は、間違えた問題の復習法で具体的に紹介しています。
- STEP4
120分で通し、時間の使い方を見直す
全分野に一度触れたら、100問を120分で通して解く練習を取り入れます。初見の年度や、答えを覚えていない問題を使うと、自分がどこで時間を使うか確かめやすくなります。
120分を100問で割ると平均72秒ですが、すべての問題を同じ時間で解く必要はありません。短い知識問題で時間を抑え、計算や図表には時間を残す、という配分を試してみます。
終了後は正答率だけでなく、未解答、迷って時間を使った問題、分野の偏りを見ます。模擬試験を繰り返す回数より、次の回までに何を直すかを一つずつ決めることが大切です。アプリの結果は学習用の記録であり、公式IRTの評価点ではありません。模擬試験の一覧から、取り組む試験を選べます。
- STEP5
直前は、最新の範囲と自分の弱点を確認する
過去問に出た言葉だけを学習範囲のすべてと考えないようにします。IPAのシラバスで、追加・変更された項目と、まだ自分が説明できない項目を確認してください。
現行のシラバスはVer.6.5です。2027年度の新制度を受験する人は、2027年度の制度見直しで案と確定事項の違いを確認し、新制度のシラバス案・今後の確定版を別に読みます。古い問題中の法令名や制度は、その問題の出題時点と今の学習範囲を分けて扱いましょう。
直前は教材をむやみに増やすより、直近で間違えた理由、取り違えた用語、計算の単位を見直します。確認票や会場への行き方など、当日の準備にも時間を確保してください。
範囲確認の出典:IPA:試験要綱・シラバスについて、IPA:新試験制度のシラバス案について。
1か月プランの例:進み具合で伸ばしてよい
1週目
全体像を確認し、ストラテジ系から問題と用語をつなぐ
問題文の意味を調べながら追えるか
2週目
マネジメント系とテクノロジ系を進める
手を付けていない分野を把握できているか
3週目
残りの分野、計算・図表、間違えた問題を見直す
同じ間違いの原因を説明できるか
4週目
120分の演習と、その結果に応じた復習。最新範囲を確認する
時間切れや分野の偏りに対策を立てられたか
週が変わっても、前の週に学んだことの短い復習は続けます。逆に、復習がたまった日は新しい問題を減らして構いません。予定どおりの問題数を消化することより、理解できていない箇所を見落とさないことを優先します。
この表は時間配分の一例です。初めて触れる内容が多ければ期間を延ばし、既に理解している分野は確認中心にするなど調整してください。
よくある質問
Q過去問だけで対策できますか?
過去問は問題の聞き方と自分の弱点を知る材料になります。ただし、最新シラバスで追加された内容まで網羅しているとは限りません。分からない用語を調べ、最新の範囲も確認します。
Q計算が苦手な場合は、後回しにしてよいですか?
すべてを避ける前に、式の意味、単位、図表の読み方のどこで止まるかを分けてみましょう。解説の数字を追った後、答えを隠して自分で式を立てます。
Q毎日何問解けばよいですか?
一律の問題数はありません。まず短い区切りで始め、解説を理解し、以前の内容を復習する時間まで含めて無理のない量に調整します。
Q公開ページで解いた結果はアプリに残りますか?
公開ページの選択肢クリックは履歴に保存されません。学習アプリ内での練習と分けて扱っています。継続して記録を残す場合は、アプリの練習機能を使ってください。
関連する過去問
この記事の内容を、実際の問題で確かめましょう。
出典・確認日
編集・確認:kakoloop · 編集方針
- IPA:試験内容・出題範囲(2026-09-28確認)
- IPA:試験要綱・シラバスについて(2026-09-28確認)
- IPA:新試験制度のシラバス案について(2026-09-28確認)