テクノロジ系 › システム構成要素
稼働率
一言でいうと
稼働率とは、システムを使いたい時間のうち、正常に使える時間の割合。
ポイント
- 修復して使い続ける装置では、稼働率=MTBF÷(MTBF+MTTR)。
- 2台の稼働率をA・Bとする。故障が独立なら、両方必要な直列構成はA×B、少なくとも1台で動く並列構成は1−(1−A)(1−B)。
まちがえやすいポイント
- MTBFは平均故障間動作時間、MTTRは平均修復時間。MTBFは長く、MTTRは短いほど稼働率が上がる。
稼働率の計算式
| 対象 | 式 | 適用する条件 |
|---|---|---|
| 修復して使い続ける装置 | MTBF ÷(MTBF + MTTR) | 平均動作時間と平均修復時間を同じ単位で扱う |
| 直列構成(両方必要) | A × B | 2台の稼働状態が独立し、両方が動くときだけ全体が動く |
| 並列構成(少なくとも1台でよい) | 1 −(1 − A)×(1 − B) | 2台の稼働状態が独立し、どちらか1台で必要な機能を果たせる |
AとBは各装置の稼働率で、90%なら0.9として扱います。MTBFは平均故障間動作時間、MTTRは平均修復時間です。ほかの条件が同じなら、MTBFを長くするか、MTTRを短くすると稼働率が上がります。
例えば、MTBFが45時間、MTTRが5時間なら、1台の稼働率は45÷(45+5)=0.9です。同じ稼働率の独立した2台で、両方が必要なら0.9×0.9=0.81(81%)。少なくとも1台で動くなら1−0.1×0.1=0.99(99%)です。
並列の式は「2台とも停止する確率」を1から引いています。共通の電源などで同時に止まる場合や、切替装置の故障・切替時間を含める場合は、この単純な式だけでは表せません。問題文の独立性と稼働条件を先に確認しましょう。
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