マネジメント系 › サービスマネジメント

SLA(Service Level Agreement:サービスレベル合意書)

一言でいうと

SLAとは、提供者と利用者が、ITサービスの品質や対応条件について合意した内容・文書。

ポイント

  • 稼働率、応答時間、サポート時間や障害時の対応時間など、測定・確認できる水準を双方で定める。
  • 測定方法、役割分担、未達時の対応も明確にする。

まちがえやすいポイント

  • SLAは合意内容。SLMは、その水準を維持・改善する管理活動。

計算問題で使う式

求めるもの式
許容停止時間の上限合意したサービス提供時間 ×(1 − 目標稼働率)

稼働率は98%なら0.98として計算します。分母に使うのは、SLAで対象としたサービス提供時間です。対象外の夜間や休日を、無条件に含めてはいけません。

例えば、月曜日から金曜日の7時〜22時をサービス提供時間とし、その週の稼働率を98%以上とする場合、提供時間は15時間×5日=75時間です。許容停止時間の上限は75×(1−0.98)=1.5時間、つまり90分です。停止時間の扱いも、合意した測定条件に従います。

SLA・SLM・SLO・SLIの違い

用語日本語名区別するポイント
SLAサービスレベル合意書提供者と利用者が、ITサービスの品質や対応条件について合意した内容・文書。
SLMサービスレベル管理合意したサービス品質を維持・改善するため、目標・実績・改善を管理する活動。
SLOサービスレベル目標サービスの品質について、達成を目指す具体的な目標値。
SLIサービスレベル指標サービスの品質を数値で測るための指標。

関連する過去問

この用語を学ぶ手がかりになる問題です。解説とあわせて確認しましょう。

あわせて覚えたい用語

用語の重要度について

kakoloopの知識カードに基づく、学ぶ順番の目安です。IPAが公表する出題頻度や、次の試験に出る確率を示すものではありません。

Sランク
最初に身につけたい基本用語。意味を説明できるようにしましょう。
Aランク
基本とあわせて理解したい用語。似た言葉との違いも確認しましょう。
Bランク
基礎を固めた後に、具体例と結びつけて学ぶ用語です。
Cランク
理解の幅を広げる用語。関連する基礎用語と一緒に確認しましょう。
Dランク
余裕ができたら押さえたい補足的な用語です。

どの分野にも合格基準があります。重要度だけで学習範囲を決めず、苦手分野も補いましょう。